まなつ物語 - 世界平和を求めて東京からオクラホマ、サンフランシスコへ

東京で高校卒業後、オクラホマ州でジャーナリズム&政治学 学士取得後サンフランシスコへ引っ越しEnChromaの広報担当で働いています。写真、ドキュメンタリー、そしてバックパッカーの旅が好き。持続性のある社会のため自分にできることを探す日々。自我がないミニマリストになるため日々試行錯誤中。

「日本を色々な角度から見てCool Japanを実感したい&世界中の学生と勉強したい!」渡米ジャーナル

東京からオクラホマ州へ引っ越す→大学入学→家から3㎞圏内で銃殺事件・竜巻が来たのでクローゼットに隠れる・3日間ホームレスになる・自転車盗難にあう・2月にシャワーからお湯がでない・ナイジェリア人のルームメイトがAirbnbに投稿したので知らないおっさんがソファーで寝てる・モロッコ人のルームメイトが朝4時まで電話して勉強できない・一人暮らし寂しくて犬を飼ってしまった・Wifiが永遠に接続不可でもやっぱり行ってよかった!笑の理由とは

 

こんにちは~まなつです。

 

2016年夏に渡米してはや3年。

夏休みということで一時帰国してます。

 

そして改めまして実感する日本の良さ。

と、やっぱりアメリカ大学に進学してよかったという嬉しさ。

 

題名に記載したとおり、ここ3年色々あったのですが

なんだかんだ思い切って羽ばたいちゃってよかったかなと思ってます。

 

米国に大学進学してよかったことの巻!

 

その壱:(一般的に)人を好きになれる

アメリカ人はフレンドリー?」

これ結構本当かもです。公共の場で知らない人に話しかける人の割合は比較的多いし、なにより話しかけやすいかも。

 

例えば、スーパーにて。エビを手にとると、

「エビいいわよね!何を作ろうとしてるの?

と素敵なおばさま。かごにはアラスカ産サーモン1lbが。

「チャーハンですよ~」

玉ねぎを半分→ザク、ザク、ザク!しか切らない

手抜き炒飯てことは隠しときました。

 

 そしてガソリンスタンドにて。免許をとったはいいが、

 

あれ、ガスどうやっていれるんやけ....

 

なにげなーくコンゴ出身のNicletteが運転するトヨタに乗って

オクラホマ出身のファンキーなAllieがFord(トラック)を乗り回す隣にいたけど

 

ガスどーしよ。

 

ということでコンビニの方にちょっと相談。

 

給油が初めてだと伝えると

好青年のNick(仮)は「あー教えてあげるよー」とさすが。

 

「この矢印の方向に給油タンクあるから

覚えてると便利だよー」

と気が利くのぅ。

 

これ↓

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それと、移民関係の書類を頑張って終わらせようとしている時。

7,8か月かけてようやく完成しそうな書類・手続きに

明らかに当方の不備が。

にもかかわらず 親身に対応してくれて、

挙句の果てにはその施設のルールを無視して協力してくれたり。。。

 

Walmartまで歩いていると危ないから!とお姉さんが車で送ってくれたり。。

 

やっぱり普段の生活をしていて、知らない人同士の距離感は日本、特に東京都心より近いなぁと思います。

 

その感覚のおかげで最近は

エレベーターでせき込んでいる方に のど飴を渡したり 

 

エレベーターで一緒になった方に気づいたら

「このビル綺麗ですね!」(ヨガのスタジオ)て話しかけてて

スタッフの方「お二人はご一緒ですか?」

わたし「違います。。。あ、でも前世で会ってるかもですね」

ていう始末。

 

浅草隅田川周辺でかわいい犬をお散歩している人に

「かわいいですね!」とか

 

浜松町駅周辺(東京タワー)でお仕事リュックが全開な人に

「リュックあいてますよー」とか伝えたり(キャンパス内では結構頻繁でした)

 

後ろにいる人のためにドアを開けておくとか

何か探していそうな人がいたら大丈夫ですかーて声をかけるとか...

 

個人的な意見になってしまいますが、

やっぱり人と人の距離感が狭い方が社会的に孤独感を味わうことも少なくなるし

お互い助け合って生きていこうっていう概念が 普段の日常生活で広まっていくのかなあ。

お財布を落としてしまうと高確率で戻ってくるCool Japanです。

日常生活でも周りの人にやさしくなれるような心を保っていきたいです。

 

その弐:自分の意見を持って他人に伝えること=他人の意見もきちんと新しい価値観として理解すること なのかなと気づく

 

ちょうど選挙の時期に一時帰国したので実感しまくりですが、

政治について考えている人って少ないです。

 

大学の政治学の授業では、生徒同士がきちんと自分の意見を直球型で伝えるので 議論が進みます。

個人の経験を活かした意見もあるので 説得力がありますし、

なにより生徒全体が主体となって進める議論なのでいい意味で熱いです。

そういう議論などを通じて、他人の意見も柔軟に取り入れながら、物事を客観的にみれる力がついてきます。

 

自分の意見をarticulateすることは簡単ではないし、

しっかりあるとしても伝えるとなるとJudgeされそうで怖いし

SNSの普及によってなにより人の目が気になって仕方ない...

て、ありますよね。

そういうのを克服してこと真の国際人になれるのかなあなんて思います。

 

その四:行動力・自己決断力がつく(サバイバル精神も)

 

振り返れば色々ありました。

 

エージェントなどの声に惑わされたくなかったので

自力で大学選び。カリフォルニアとかニューヨークとか楽しそうだけど物価高いからどうしよう、奨学金がでるところ~と悩んだ末、

 

ネイティブアメリカン先住民の発祥地 オクラホマにしよう!

大都市、東京→米国中南部、グレートプレーン

という大移動ですね。

 

大学へ出願して、学生ビザ申請しないと~となって

代理店の方にやってもらうと10万円くらいかかるので

ケチケチ節約精神で自分で申請してしまったところからはじまり

(心臓ばっくばくの 3か月間くらいwaiting game)

 

 

 

授業が始まる2週間前くらいにOklahoma Cityに到着。

大学には寮がなかったので

モーテルに泊まりながら一人でアパート探し。

 

移動手段はUberヒッチハイク

Amazonで自転車を買い、

届いたときはホテルの受付係ラテン系のAlejandro(仮)が

ロビーで一緒に組み立てしてくれました。笑

 

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2時間後↓

 

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とりあえず三日くらいでアパートを見つけて書類を渡し、

1BR(いわゆる1LDK)に引っ越ししました。

そして一か月後、ルームメイトを自力で探してシェアハウス。

 

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Oklahoma City

一番栄えてるDowntownでこの始末(失礼)

まっすぐな一本道兼車道を、毎日20分くらいかけて自転車通学の日々。

 

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家でのWifiがしょっちゅうつながらない。(Coxだめですねー)

シャワーからお湯がでなくなってしまい 2月に凍えそうな始末。

 

一番近いスーパーまで自転車で30分以上かかるので

自炊≦バイト先、事務課のドーナツ になる。

太ったのでジムに行き始めるが勉強と両立が難しくて葛藤。

 

ちなみに入学して2か月後にはキャンパス内でお仕事をもらって

週20時間働いていました。

とてもラッキーだったのですが、ドーナツがたくさん。

課題の量を考えると、自炊が億劫になるので、食べてしまう。

 

詳しく はこちらの記事までどうぞ^^

 

midsummer97819.hatenablog.jp

 

 

大学二年生の時には 色々あって3日ホームレスとなり

ベトナム人の友達にお世話になり、お母さんには本当の娘のように扱ってもらいました。(ベトナムラーメン、phoがおいしい!)

 

引っ越し回数は、大学生活4年目にして5回という始末(笑)

どんどんミニマリストになっていく笑

 

 

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 二年間お世話になったコミュカレ

 

そんな中、てんやわんやで2018年1月には、

上の地域密着型Community Collegeから四年制大学編入

一応成績は全教科AかBの状態で、全部単位を移行できました。

 

やっほー四年制大学!キャンパス広!

気づいたら端から端まで歩いて20分かかっとるわ!

 

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University of Oklahoma


当時住んでいたOklahoma Cityから

車で30分 南にある大学なので、お引越し。

 

コミュカレのバイト先で仲良くなったAbbyと

4寝室・キッチンとリビングシェアのアパートで

共同生活を始めました。

 

まぁ住宅事情は落ち着いたので、

おかげ様で、週末は牛と馬と戯れて 

鶏を犬と追いかけながらNikon D5100で撮りまわる....

という過ごし方でございます。

 

平日は朝から夜まで本とレポートと闘い、

気分を紛らわすために時速120kmで、中古のMazda 3を走らせる日々でございます。

 

バイクの免許をとってニンジャに乗りたいなんて思ったりしないこともない。そしてグランドキャニオンまで行ってしまおうかー。

 

なんていう、ぶっ飛んだ生活を送ると

サバイバル精神つきます。

自分でなんとかしないと大変な状況にも追い込まれたりしたので、

留学は色々とおすすめです。 

 

 長くなってしまったので、第二弾まで延期します。

読んでくださりありがとうございます。

 

Have a great one~

まなつ