まなつ物語 - 世界平和を求めて東京からオクラホマ、サンフランシスコへ

東京で高校卒業後、オクラホマ州でジャーナリズム&政治学 学士取得後サンフランシスコへ引っ越しEnChromaの広報担当で働いています。写真、ドキュメンタリー、そしてバックパッカーの旅が好き。持続性のある社会のため自分にできることを探す日々。自我がないミニマリストになるため日々試行錯誤中。

【アメリカ大学生日記】欧米かぶれの生意気小娘が、日本社会の幸福度と将来について思慮分別してみたの巻

こんにちは~まなつです。

 

 今日は、女性の社会進出と日本の幸福度の関係について

 色々破壊的な思想を繰り広げた結果を

 お伝えしたいと思います!

 

 最近の参議院選挙に伴って、

 

日本はどうしたらもっと暮らしやすい社会になっていくんだろうと思慮分別しています。

 

 サービス残業・過労死、保育士が足りない、表現の自由が西洋と比較すると制限されている、少子高齢化年功序列、男女での賃金差問題...

 

 色々と大変な日本ですが、解決策はありそうです。

 

まず、今急成長を遂げているIT関係。

 

 AI人工知能を取り入れ、事務作業を最適化・効率化する

 

 

すると、

 

判子を永遠と押していく...

 データをひたすら入力していく...

 といった単純作業が効率化します。結果的に、人手不足が軽減するはずです。

  

「失業する人も増えてしまうよ!」という反論もあるかもしれませんが、

 営業・広報・サービスなどの、コミュニケーション力が重視されたりクリエイティブ系のお仕事はAIロボットではできません。

 

消防士、警察官などの非常事態に人間的な判断が必要とされるお仕事も人間ならではだと思います。

 

人工知能はあくまでも人間が発明・開発したものなので、限界はありますし、

 

セキュリティー・プライバシーなど色々な面を考慮すると、他にも人間がしなくてはいけないお仕事はたくさんあります。

  

PhotoshopIllustrator、プログラミングなど、これから需要が高まっていくはずです。

そのようなスキルを、社会人になる前につけられる社会環境をつくるのも政府の役目かもしれません。

 

社会に進出したい女性を尊重する風潮を社会的に創り上げていこう

 

 

職の多様化に伴い、産後も働いてキャリアを積んでいきたい女性がどんどん増えてきました。

 

物価が高騰している今日このごろ、令和元年。

 経済的な面を配慮しても、共働きがほぼ当たり前の時代となりました。

 

人手不足により増える残業時間。仕事とプライベートの均等が取れない毎日。過労死、ストレス、なんのために生きているんだっけ。。となる前に!

 

女性の社会進出をすすめるため、現状を見直していくのは大事なのでは、と思います。

 

扶養制度などの、フルタイム共働きを躊躇させる法律、

 保育士を増やす政策、

 教育機関の充実・授業料に関する政策、

 大学費用のローン制度の見直しなど、

 

色々種類はあると思います。

 

扶養制度には国民保険が安くなったり

厚生年金の支払額も累進課税制ということで、良点はあります。

 

しかし、扶養制度を失くし、世帯全体(カップル同士)の収入を考慮すれば、

片方のキャリアに足かせになることもなくなるのではないでしょうか。

 

主観的な意見となってしまいますが、

扶養にはいると適応されるメリットは

扶養制度があることによってパートで働いている方に制限をかけてごめんね、こういうお得な点があるから許してね、

と言っているようでなんともなあと思います。

 

 

両親共に育休をとり、子育てを一緒にするという概念を広めよう

 

少子高齢化は、出産後も働きたい女性がキャリアを優先した結果であると思います。

 

下の統計にあるように、日本では両親あわせて約65週間の育休がもらえる制度となっています。

 

これは先進国の中でもずば抜けて高いです。

 

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下の表からみると、日本のお父さんは52週間分 育休をもらえます。

 

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にも関わらず、2016年と2017年では、日本男性の2%-7%しか育休をとっていません。

 

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 背景としては、年功序列の職場で上司の育休に対する偏見、ジェンダーステレオタイプ観、激務が理由など色々あると思いますが、

両親共に育休をとり、子育ては協力するものだという概念が広まれば、女性の社会進出もしやすくなるはずです。

 

【幸福度ランキング】ヨーロッパと日本を比べてみる

2019年の幸福度ランキングでは、

フィンランドデンマークノルウェーアイスランドなどのヨーロッパの国が堂々1位~7位。

 

 

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 日本は58位で、他の先進国と大きく差があります。

 

ヨーロッパの人はあんなに寒い国に住んでいるのに(主観的ですねぇ笑 でも夏が好きなんです)幸せだなんて、どうしてでしょうか~

 

これには高額の税金によって可能な 社会福祉の充実さとあわせて

女性の社会進出が大きくかかわっていると思います。

 

下のグラフは、雇用されている女性の割合を国ごとに%で表したものです。

 

2019年の時点で

フィンランドデンマークでは65%程の女性が雇用されているにも関わらず、

日本では50%ほどです。

 

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そして、男女間の賃金の差も問題要素ではないでしょうか。

下のグラフは、男女間の賃金格差を%で表したものです。

 

韓国、エストニアに続き、日本は残念な3位。

日本は25%の賃金格差があるとありますが、デンマークはわずか5%。

 

単純に、男性が100万円もらえるところを女性は75万円しかもらえないということになります。

 

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wage gap

 

確かに、今の社会的な状況では、

女性は非正規雇用者となりがちです。

 

自動的に、主任やExecutiveは男性に任される社会現象があるかもしれません。

 

ただ、日本には女性も働かないと世の中が人手不足でまわらない風潮があると思います。

 

残業ばかりの毎日になると、ストレスも増えます。人に優しくできなくなります。社会全体的にピリピリと緊張感が生まれてしまいます。

 

 

令和元年。

時の流れと共に、社会も少しづつ適応させていくことで 

みんなが住みやすい社会になっていくのではないでしょうか。

 

そのためには、一つの要素として、女性が働きやすい・出産後に復職してキャリアを積みやすい社会にしていくことが大事だと思います。

 

もちろん、カップル同士の意見を尊重しあって、片方が専業主婦・夫がいいというならば個人の自由であり、選択です。

 

ただ、キャリアと出産・結婚を天秤にかけるようなことをなくしていくよう、みなさん一丸となっていけたらいいなあと思います。